モンキーz50jを110cc(107cc)中華エンジンに載せ替えCDI化&全波整流化
前回やっと12vになったモンキーですが、50ccなんで上り坂がつらいですよね。
原付1種登録だと制限速度も30km/hだし平地では気がつくと超えてしまっていることもしばしば。
51ccで登録って手もあるのでしょうが、パワーは、変わりませんからね。
速度超過で捕まるのも馬鹿らしいんでエンジン載せ替えて黄色かピンクナンバーにしようと思います。
カブ用の90ccもけっこう高いんで悩みましたが、いろいろ悩んだ挙句ヤフオクで送料込みで13000円チョイの新品遠心クラッチ中国製110ccエンジン。しかもキャブレター、イグニッションコイル、CDI付きでこの値段なんて安すぎでしょ。
この値段なら失敗してもいいかと思いポチっと購入してしまいました。
こんな感じで箱に入って届きました。
しかし、モンキーに取り付けるにはこのセットについてたインマニがモンキーの向きと逆に向いてます。カブ用ですからね。エンジン側から逆に向けても高さが高く、角度も違うためぶつかってしまいます。
止むを得ずモンキー用のインマニを購入することにしました。
このミニモトのvm22用のインマニです。高さが低く太さもあるのでこれにしました。2300円くらいなんでけっこう値段しますね。
これでようやく作業が始められます。
このモンキーはポイント点火なんでCDIの配線がありませんから、まずCDIの配線を作ります。
こんな感じに作りましたよ。
青黒の線はマーカーで塗りました。
6極のコネクターオスが必要なんですが
ここはまた節約します。
エンジンから出てるシフトポジションの配線のコネクターがぴったりなんでちょん切って使いました。
ちなみにこの緑っぽいのがニュートラル線。
エンジンから出てる配線はこんな感じ。
黒赤がACジェネレーター
青白がパルス
緑がアース
黄色二本は発電なんで、全波整流のレギュレターなら二本をレギュレーターへ。
半坡レギュレーターなら一本はレギュレーターでもう一本はアースへ。
余ってたエーモンの4極コネクターのメスを付けましたが爪の部分が本体側に合わなかったので切り取りました。
抜けやすいので後でビニールテープでグルグル巻きにします。
純正50ccエンジンを外して中華エンジンを取り付けました。
ほぼボルトオンですね。
スプロケは付いてたやつは幅が広いんで使えないんで交換します。
チェーンラインがややズレてるんで固定ネジにワッシャーを2枚かましてあわせました。
エアーフィルターはケチって純正。
※フィルターを純正位置に付けたいんでこの後インマニのエンジン側を削って下向きにして、ネジ穴も長穴加工しました。
角度調整機能つきは値段が高いんでDIYです。
心配してたステップも付き、シリンダーヘッドもフロントフェンダーに当たることなく一安心。
ただしスプロケのカバーの部分がカブ用なんで合わず、サンダーで切り取りました。キックペダルは気に入らず純正を使いました。
マフラーもとりあえず純正。
今回はパワーよりも、安く済ませることが狙いですから。
お金に余裕ができたら110cc対応品に変えたいですね。
CDIとイグニッションコイルを取り付けて配線していきます。
配線図は省略。
試しにキックするとあっさりエンジンかかりました。
この後メインジェット交換とニードル高さ調整(最終的にクリップは一番上)。アイドリングを見ながらスロージェット調整をして大まかに終了です。
今回はメインジェットは75番を選びました。
※後々で70番に変えました。
中華のキャブレターに付いてたのは内径を測ると78番相当だったようです。
その後、オーバーフロー気味だったんで、フロートのレベルを約20.5mmくらいに調整したらかなり良くなりました。
※このあと75番に戻しました。
あとは最初の整備を行います。
ネット情報だけでも中華エンジンは良い話を聞かないんで最低限は調整したり純正部品に交換したりします。
・オイル交換
走る前の最初からこんなに真っ黒なオイルが入ってました。鉄粉もいっぱい出てきました。絶対交換です。
慣らし運転時も早めに交換します
・カムテンショナープッシュロッドのゴム純正150円
純正は柔らかいのに中華のは硬いプラスチックみたいでした。すぐ交換。
・スパークプラグ
よくわからないのが付いてて信用出来ないんでNGKに交換。
・遠心クラッチの調整
エンジン右のネジで発進時の半クラタイミングを調整します。
アイドリング時もちょっと半クラぎみだったんで調整しないとダメでした。
・タペットのクリアランスの調整
エンジン回転時にカチカチ音が大きめだったんで調整しました。
カインズでメガネレンチ9mmが650円シックネスゲージが350円でした。
・アクセルの最大範囲の拡大
純正スロットルではアクセル全開にできませんので、引っかかり部を削ってアクセルを一杯回せるようにします。
・おまけにオイルのドレンボルトに磁石
ついでなんで鉄粉対策にドレンボルトに磁石を埋め込みました。
100均の強力磁石を、ボルトにドリルで開けた穴に打ち込みました。
下穴
完成
効果絶大でした
・スプロケの交換
やっぱりギヤ比が物足りなくなるのでスプロケを交換しました。
トライブスプロケを17Tにしたかったんですがカバーが当たるんで、削りました。ドリブンスプロケットは25Tにしました。
・2種用の三角マーク
ナンバープレートのしたに三角を付けたいんで板を自作
100円ショップで売ってた、蕎麦のスノコセットの受け皿を切って作りました。
厚みも程よく綺麗にできたと思います。
・スピードメーターの交換
走行距離とスピードが分かるようにメーターは交換したほうがいいです。
2800円くらいでした。
セッティングしやすいと思うんで、タコメーターを付けます。
電気式でパルス線と、電源はウインカーリレーからとりました。
とりあえず以上です。
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6vモンキーz50jのレギュレータ12v化(なるべく節約で)
いよいよ改造を始めます。
自分と同じ生まれ年のモンキーなんで今時ポイント点火だし時代遅れだけど愛着があるのでまだまだ乗りますけど、このまま乗り続けるには無理があると判断したんでいじくることにしました。
残念な点といえば…
・ライトが暗い(懐中電灯の方がまし)
・ウインカーが不安定(アーシングしたらましになったが)
・ホーンの音が頼りない
・6vのアクセサリーなんてない(>人<;)
・バッテリーが弱ると電球が切れる
んなもんでとうとう12v化を進めることにきめました。
まず材料をあつめないとですね。
必要なものは…
・12vのレギュレーター
・エーモンの4極コネクター
・12vバッテリー4A-5(1600円くらい)
・電球類
・ホーンは6v用をそのまま使用
・ウインカーリレー
・電線少々(黄色、緑)自分は白の線にマーカーで色を塗って代用しました
これで平気かな??
とりあえず始めます
まず真っ先にバッテリーのコネクターを外しましょう
バッテリーの右の筒状のがウインカーリレー。
シートを外すと
ダイオード整流器が出てきました
ここに12v用のレギュレータを付けます
コネクターを外して
こんな感じで緑と黄色の線を追加します
赤と白のはそのままエーモンのオスコネクターに挿せます
黄色の線はこのエンジンからきてる黄色を分岐して繋げます
バッテリーはそのままじゃつかないので専用のバッテリーコネクターを買ってもいいけど高いので節約。
ダイソーでも売ってる平形の端子に付け替えてバッテリーに直に刺しました。
プラスとマイナスを間違えなければokちょうどぴったり。
バッテリーのサイズが違うので金具が必要なんですがこれも節約して、金具をハンマーで曲げて取り付けちゃいました。
もとのゴムバンドは長さが足りなくなるので、タイラップでバッテリーを固定します。
ランプ類を外して電圧チェックをします。エンジンが掛かるか心配でしたが掛かり、バッテリーの根元でテスターで測ります。
13vくらいでした。
とりあえず安心。
バッテリーのコネクターを外してはかると14vくらいなんで成功です。
これで球切れもありませんしね。
最後に電球類を付けていきます
ヘッドライト12v用がハイ/ローあるのしかなかったんで無理やり付けました
メーター
ニュートラルランプ
テールランプとウインカー
これでおしまい。
感想として、ライト類も明るくなり、やっと一人前になった感じです。
これでまだまだ乗れそうです。
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6vモンキーz50jの12v化とヘッドライト明るさup
6vモンキーは夜走ると危ないですよね。100均の懐中電灯の方が明るいし。
ということで12v化の記事から書いていきたいと思います
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これから書いていきたいこと(モンキー修理改造DIY、電気工作、釣り川海堤防、日曜大工DIY)
せっかくブログをはじめましたので、これからは今まで~これからやったDIYや改造の失敗成功談、趣味などを書いていきたいです。
自分で思い出す助けになったり、ほかの人の参考になったら最高です。
ブログはじめました!!
やっとブログをはじめました。いろいろ思いついたことを書きますんでよろしくお願いします。